無限の愛 2014 11 8
キリスト教には、このような教えがあります。
「大きな者は小さくされ、小さな者は大きくされる」
多くの人は、この意味がわからないでしょう。
それは、こう考えると、わかりやすいでしょう。
キリスト教徒ならば、
死んで天国に行けば、イエスキリストに会えるでしょう。
その時、多くの人は、イエスに対し、こう言うでしょう。
「私は、社長になった。政府高官になった。有名人になった」
しかし、イエスは、こう聞くでしょう。
「愛しましたか。より多くの人を愛しましたか」
イエスは、「敵を愛しなさい」とまで、愛を説いたのです。
イエスが、荒れ野にて、
「悔い改めよ、神の国は近づいた」と述べてから、
2000年の時が過ぎました。
その間、地球を覆うほどの大帝国が、いくつも出現しましたが、
それは、川面に浮かぶ泡のように消えていったのです。
「我、すでに世に勝てり」(私は、すでに世に勝っている)
しかし、多くの人は、こう思ったかもしれません。
イエスキリストが最後の時を迎えた時に、
弟子たちは、すべて逃げてしまい、一人になってしまったのです。
「それでも世に勝ったのか」と。
しかし、「永遠に続く」と思われたローマ帝国も、
歴史の彼方に消えてゆき、
「悔い改めよ、神の国は近づいた」と、
イエスが述べたキリスト教は、21世紀においても輝いています。
目先の価値を追い求めて、
永遠の価値を失ってはならないのです。
永遠の愛は、すべての人の心にあります。
神の王国とは何か。
永遠の生命とは何か。
すでに答えが出ていると思います。
歴史は、「キリストの勝利」で終わっているのです。
次の2000年。
それは、すでに始まっています。
「新しいエルサレム」
初めに言(ことば)があった。
言は、神と共にあった。
言は、神であった。
この言は、初めに神と共にあった。
万物は、言によって成った。
成ったもので、言によらずに成ったものは、何一つなかった。
言の内に、命があった。
命は、人間を照らす光であった。
(ヨハネによる福音書から)